2020/06/18 12:00
元千駄ヶ谷店店長の中井と申します。
Denimeの一番のポイントは色落ちといっても過言ではございません。
その中でも定番の一本として生産を行っているXX TYPEに今回は焦点を合わせてご紹介させて頂きます。
XX TYPEで使用している縦糸は染色濃度の高いムラ糸を使用し、14.7ozのファブリックはヴィンテージデニムの独特の表情をお楽しみいただけます。

随所に現れてくる経年変化も見物です。

コインポケットやフロントポケットは、特に色落ちが顕著に出るポイントになります。
オレンジ色の縫製糸(綿糸)を使用し、ほつれと色落ちが出る事によって雰囲気の良い経年変化が見られるようになってまいります。

また縦糸の染色が濃い事で穿き込んでいった際の凹凸に合わせた色落ちも魅力的です。
ヒゲ部分の色落ちはヴィンテージさながらの風合いをお楽しみいただけます。

レザーパッチも洗濯と乾燥を重ねたことで飴色の経年変化が出ております。
山羊革を使用する事でこだわりの表情へと変化いたします。

裾の縫製に関してもヴィンテージジーンズと呼ばれる当時のジーンズを丈上げしておりました、ユニオンスペシャルと呼ばれるミシンを使用し、お仕上げしております。
特徴的で波打った凹凸は、このミシンならではの表情になります。

ひざ裏の皺(ハチノス)や、ミミのアタリなどは穿く方の日常生活に合わせて出てくる自分だけの経年変化をお楽しみいただける箇所となります。
ジーンズの色落ちの中でも特に注目したい色落ちの箇所になります。
ジーンズの色落ちは千差万別になります。
自分だけの一本を楽しんで是非、長くお使い頂ければ幸いです。
デニム選びや色落ちのことなどお悩みのことがございましたら、是非お気軽にご相談ください。
また、他のモデルの色落ちも紹介してまいりますので、楽しみにして頂ければと思います。
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