2020/07/07 17:00
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昨年、復刻を果たしたモデルの「66XX TYPE」ですが、復刻以来最も人気の高いモデルとなっております。
生地には「XX TYPE」に使用される14.7ozのファブリックを用いており、この生地の特徴でもある凹凸のある点落ちを楽しんで頂けます。
また、シルエットではこの3モデルの中でも最も細く、サイズ選びにもよりますがジャストで合わせることで、より腰回りやひざ裏のなどのアタリも強く出やすくなるのもこのモデルの特徴の一つと言えます。

今回、ご紹介するスタッフ着用の「66XX TYPE」は着用約1年、洗濯頻度などは特に気にせず数回着用したら、洗剤を用いて洗濯を繰り返しました。
全体的に綺麗な青色に色落ちしているのに加え、点落ちの立体感のある色落ちと随所に現れたパッカリングが他にはない表情に仕上がっています。

バックポケット上部のイエローステッチは「66XX TYPE」の特徴の一つです。
色落ちしたデニムと程よく抜けたイエローステッチの淡いコントラストが楽しめる部分でもあります。
その他、ポケット内側に残した縫い代によって出たアタリ部分や、縫い付け部分の高低差によるポケット周りの立体感など、ポケット一つに対しても色落ちを楽しんで頂ける工夫がされています。

腰帯部分にも多くの縫い代を残すことにより、ゴツゴツとしたパッカリングが表現されます。
ステッチの擦り切れもまた味の一つです。

パッチは「XX TYPE」同様の山羊革を使用しており、着用と洗濯を重ねることで深みのある飴色へと変化していきます。

個体差もございますが、「66 TYPE」同様「66XX TYPE」のコインポケットも生地を斜めに裁断することで、”カミナリ”のようなアタリも楽しんで頂けます。

デニムの色落ちは千差万別。
それぞれのライフスタイルが色落ちに現れます。

是非、この記事がデニム選びの参考になれば幸いです。
最後まで、お読み頂き誠にありがとうございます。